ノルマ達成心強い事実 意識は来年のWBCへ
米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(35)が、
8年連続で守備のベストナインに相当するア・リーグの
ゴールドグラブ受賞の一報を聞いたのは11月初旬、
神戸へ練習に向かう車中だった。
マリナーズ球団広報から関係者の携帯電話に入ったメール。
「あれにはテンションが上がった。あの日は(終日)
ずっとうれしかった」
と振り返る。200安打、100得点、30盗塁とオールスター出場、
ゴールドクラブがそろって8年連続。今シーズンがやっと終わった
実感があった。ただ、客観的に物足りなさの残るシーズン
だったかもしれない。
前半戦はペースが上がらず、2008年の最終目標だった日本の
プロ野球通算最多安打の更新はかなわなかった。
個人的な「最低ノルマ」は果たしたものの「イチローならもっと…」
と感じたファンも少なくなかっただろう。イチローは苦闘の
メジャー8年目をどう受け止めたのだろうか。
―昨年まで続けていた主要記録が、今年もすべてそろった。
今季を振り返ると。「それが、今年はもう意識が
先へしかいっていない。
今年のシーズンはずいぶん遠いことのように感じる」
―今季のプレーに不完全燃焼な感じが残るから気持ちを
早く切り替えたいのか。
「そうではないと思う。もし不完全燃焼が理由ならば、むしろ、
その答えを見つけたい。いつもより時間をかけて考える
はずですから、そういう(不完全燃焼な感じは、
今の気持ちの)理由ではないと考えている」



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